これは何か?
MTでテーマを同期するためのツールチェーンの一部で、デスクトップ上のファイルをMTにアップロードするためのコマンドラインツールです。(全体についてはこちら)
これはコマンドラインツールです
もしコマンドラインツールに馴染みが無く、かつ OS X 10.9 (Marberics) 以降をお使いの場合には、この記事をとばしてMTSyncTheme.appを読んでいただくことをおすすめします。
できること
- デスクトップ上のテーマのファイルをMTに同期することができます
- デスクトップ上に保存したテーマから直接プレビューを生成できます
- 複数のファイルにまたがる変更の場合にも、全ての変更を反映した状態でプレビューを生成できます
- デスクトップ上に保存したテーマから、MTにテンプレートを一括で反映することができます
- 同じテーマのブログをまとめて再構築することができます
デモ
インストール
Mac OS X / Homebrew
Homebrew をお使いの場合には、以下のコマンドでインストールできます。
brew tap mt-sync-theme/mt-sync-theme brew install mt-sync-theme
バイナリ (Windows環境の場合はこちらになります)
実行プログラムをこちらからダウンロードできます。リリース一覧
go get
go の環境があれば go get でもインストールできます。
go get github.com/mt-sync-theme/mt-sync-theme
実行前の設定
- MTにSyncedThemeをインストールしてください
- (オプション) SyncedTheme を使ってテンプレートをテーマファイルにリンクしておくと便利です
- (オプション) ブログからテーマを書き出してください
- 書きだしたテーマをデスクトップに保存してください
- (オプション) テーマのディレクトリに
mt-sync-theme.yaml
という名前で設定ファイルを置いてください。 mt-sync-theme
を実行する準備が整いました
使いかた
概要
mt-sync-theme
はサブコマンドをとり、それを実行します。
mt-sync-theme preview
利用可能なサブコマンド
- preview
- ファイルの更新を監視して、ファイルが更新されるとプレビューページを生成し、指定されたハンドラでページを開きます。
- このサブコマンドでは
mt-sync-theme
は本番環境には影響を与えません。
- on-the-fly
- ファイルの更新を監視して、ファイルが更新されると対応している公開ページを更新し、指定されたハンドラでページを開きます。
- このサブコマンドでは
mt-sync-theme
本番環境に影響を与えます。公開前の構築時に利用されることを想定しています。
- sync
- デスクトップ上のファイルをMTにアップロードします。
- apply
- 関連付けられている全てのブログで、テーマを再適用します。
- rebuild
- 関連付けられている全てのブログを再構築します。
preview
- ファイルの更新を監視して、ファイルが更新されるとプレビューページを生成します。
- このコマンドはファイルを監視するループになります。Ctrl+C で終了します。
- 更新されたファイルがインデックステンプレートかアーカイブテンプレートであった場合、url_handler として指定されたコマンドで URL を開きます。
- モジュールテンプレートの場合には、theme.yaml で "preview_via" を指定することで、任意のテンプレートでプレビューを生成することができます。
mt-sync-theme preview
on-the-fly
- ファイルの更新を監視して、ファイルが更新されると対応するページを生成します。
- このコマンドはファイルを監視するループになります。Ctrl+C で終了します。
- このコマンドを実行する前には、ブログを1度再構築しておく必要があります。
- 更新されたファイルがインデックステンプレートかアーカイブテンプレートであった場合、url_handler として指定されたコマンドで URL を開きます。
- モジュールテンプレートの場合には、theme.yaml で "preview_via" を指定することで、任意のテンプレートでプレビューを生成することができます。
mt-sync-theme on-the-fly
sync
- デスクトップ上のファイルをMTにアップロードします
mt-sync-theme sync
apply
- 関連付けられている全てのブログで、テーマを再適用します
- 以下の importer のみが実行されます。
- template_set
- static_files
- custom_fields
- テーマからカスタムフィールドを適用すると失敗するケースが多いですが、これはMT側の仕様です
mt-sync-theme apply
rebuild
- 関連付けられている全てのブログを再構築します。
mt-sync-theme rebuild
詳細設定
preview_via
preview_via を使って、プレビューに利用するテンプレートを明示的に指定することができます。
--- elements: template_set: data: templates: module: entry_summary: label: Entry Summary preview_via: main_index
関連するツールのリンク
- ツール全体について
- SyncedTheme
- MT側でこのツールを利用可能にするためのプラグイン
- mt-sync-theme (このページです)
- デスクトップ上のファイルをMTにアップロードするためのコマンドラインツール
- MTSyncTheme.app
- デスクトップ上のファイルをMTにアップロードするためのアプリケーション
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