この記事について
これは Movable Type Advent Calendar 2013 で枠に空きができた場合に備えてストックしていた記事なのですが、全ての枠が埋まったようなので放出します。
実は、2012年にもMovable Type でデバッグを捗らせるという記事を書いたのですが、似たようなテーマの小ネタになります。(内容は異なります)
自分の開発環境について
私は普段、MacBookPro 上で MT を動かして開発を行っています。以前はリモートのサーバーで環境を作り ssh で接続して開発を行っていたのですが、ネットワークが不安定な場所でも開発できると便利だなというところもあり、現在はその環境に落ち着いています。
以下のトピックスはそのような環境を前提にした話題になります。
Warning が発生したら通知する
プラグインを開発する場合、開発者としては Warning はできるだけ早めに潰しておきたいものである一方で、(特に POST のリクエストなどは) 気をつけていないと見逃してしまいがちであると思います。
そこで、Perl ではプログラムで Warning を補足することが可能なので、Warning が発生したら Mac の通知センターに通知するプラグインを作ってみました。(Mavericks以上が必要です)
こんな感じで通知されるようになります。
プラグインは以下のファイルを plugins に入れれば動作するようになります。
外部から開発環境にアクセスする
IE での動作を確認したいときなどは、開発環境に外部からアクセスできると便利です。ただそのたびに hosts ファイルで指定するのも面倒ですし、また開発環境の80番ポートを外部に開放するのもできれば避けたいところだと思います。
そこで私は、外部からアクセスする場合には以下のような方法をとっています。
- VPS などのリモートサーバーを用意する
- リモートサーバーにドメインを割り当てる (proxy.home.example.com など)
- リモートサーバーではそのドメインへのアクセスを、8001番ポートへのプロキシする
- アクセスさせたい時にだけ、開発環境からサーバーに接続してポートフォワーディングを行う
ssh proxy.home.example.com -R 8001:localhost:80
このように設定することで、インターネットに接続されていればどのような環境からでも、proxy.home.example.com へアクセスするだけで開発環境へ接続することが可能になります。
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